着任のごあいさつ

岸和田税務署長

平井　敬司

 

　残暑の候、近畿税理士会岸和田支部の会員の先生方におかれましては、益々御清祥のこととお慶び申し上げます。

 

　私、この度の定期人事異動により大阪国税局課税第一部統括国税実査官から、岸和田税務署長を拝命し、着任いたしました平井でございます。

　前任の高瀬署長同様、御厚情を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 

　当地には、誠に残念ながら今年はコロナウィルスの影響で中止の方向ですが、全国的にも知名度が非常に高い「岸和田だんじり祭」をはじめ、「岸和田城」、「水間寺」、「包近の桃」、「泉州水なす」、伝統工芸品の「つげ櫛」など、歴史と伝統、そしてブランド力のあるものが揃っています。

　このような魅力・活力、そして人情味に溢れる地域を管轄する署の行政に携わる機会を得ましたことを大変誇りに感じるとともに、光栄に思っております。

 

　森田支部長をはじめ、近畿税理士会岸和田支部の会員の先生方におかれましては、これまで、確定申告期の年金相談会場への税務支援、電子申告、振替納税、ダイレクト納付、租税教室への講師派遣など、様々な事業に対して、積極的に取り組み、推進をしていただいておりますこと、この場をお借りして厚くお礼を申し上げます。

 

　さて、経済社会のICT化やグローバル化の目覚ましい進展など、税務行政を取り巻く環境は近年大きく変化している中、私どもといたしましては、国税庁の使命である「納税者の自発的な納税義務の履行を適正かつ円滑に実施する」ことの実現に向けて、ICTを活用した利便性の高い申告・納付手段の充実を図るなど納税者サービスの充実とともに、適正・公平な課税・徴収に取り組んでいく所存ですので、引き続き、良き理解者として、より一層の御支援と御協力をお願い申し上げます。

 

　結びに当たり、近畿税理士会岸和田支部の益々の御発展と、会員の先生方の御事業の御繁栄並びに御健勝を心より祈念申し上げまして、私の着任の挨拶とさせていただきます。